舞台漬け

金曜 井手茂太「イデソロ」@シアタートラム
土曜 Kバレエ「白鳥の湖」@ゆうぽうと
日曜 ぴあバイト


イデソロ。
おもしろかったよ、前評判どおりでした。ただ学生券の最後で入ったから桟敷の一番端で、完全に横っつううかむしろ後ろから見る感じだったので、ちょっとそれが残念でした。たぶんちゃんと見れて無いと思う。
踊れる太めの方(失礼)はやっぱりおいしいね(笑)上手いし。よく音を聞いて振付に昇華させていてさすがだと思いました。やきいものとことか持ってきかた絶妙すぎ。
デビアンでは「関係者デラックス」を見てるんだけど、笑いのシュールさは同質でその密度がさらに高くなった感じだったなぁ。笑いのジャンルが好みなんで(笑)小難しいことおいといて単純に楽しめるから好き。
「俺」って…魚武、好きなのかなw


Kバレエ。
Kバレエってのは熊川哲也のカンパニーですけども、私が観にいったのは28日昼のオデットが中村祥子ちゃんだった回です。
前も書いたけど、祥子ちゃんとは昔バレエ教室が一緒で、直接教えてもらったりしたこともあったので、面識はあるの。でもさすがに10年前の話なので覚えてないかなと思ったんだけど、公演後に楽屋で話すことができて(一緒に写真もとってもらえたっ!!)、そのとき名前いったら覚えててくれて嬉しかったー。名前が名前だからだけどさ笑
祥子ちゃん、めちゃくちゃ綺麗でした。ほんと、ありえないくらい綺麗で感動を超えて興奮した。ほんとに「圧倒的な美しさ」。
素晴らしかったです。日本人離れしたスタイルに、細部まで行き届いた美しさ、安心してみることのできる強さと正確さ。そして並々ならぬ表現力。とても良かったと思います。
オディールの長田佳代さんもハマリ役でよかったです。
演出も面白かったしねー(詳しくは評論家の鈴木さんの日記に載ってたので興味あればどうぞ)
ウィーンではもちろん、世界のプリマとしてこれからますます活躍してくれることを願ってます。1ファンとして応援していきたいです。
白鳥全幕はほんと十数年ぶりだったので、細かい所までは覚えてなかったんだけど、やっぱりお決まりの曲とシーンがこう次から次に出てくるのは一種のエクスタシーだね。歌舞伎とかの古典芸能と一緒。四羽とか実際自分もやったことあるし、黒鳥のVa.は大好きなバリエーションのひとつだから曲聴くだけで嬉しくなっちゃうもん。
7月はABTで黒鳥のVa.が見れるので、今から楽しみ。キリアンもやるし!!


ぴあ。
さっきまでやってたんだけど、今日は暇でした。今日発売のコブクロ森山直太朗とW-insが売り切れてました。。。
でさー、なんとさー、「キレイ」のキャンセルチケットGETに成功したんだよ!!!
やーったねー。いぇいいぇい!楽しみだなぁ。初・松尾スズキ。ほんと楽しみ。


今年はあまり稼ぐ時間が無いので、舞台見るのも最小限にとどめておかなきゃと思っているので、本当に見たいものしか見ない主義になりそう(去年はちょっとでも気になったら行ってた。バブリー…)
しかも最近のOff nibrollとかイデソロ見てて思ったけど、舞台に対しての批評精神が確実に薄れてきてるっぽい。なんか同業者的立場になってるのかもしれない。どうなんだろうなぁ… これ結構重大な問題なんだよね。。。
自分が舞台とどう関わっていくのか?どう捉えていくのか? その辺もうちょっとビジョンを据えて行動した方がいいのかもしれないなぁ。

でも、舞台とかダンスに対しての愛情は、その辺の人たちには負けないよ。それしかないしねー。