ナチョ・ドゥアト
スペイン国立ダンスカンパニー
「バッハへのオマージュ」@神奈川県民ホール
すっごい良かったです!久しぶりに本当に感動できるもの観た。
経歴知る前に、見てて、
キリアンとベジャールが混ざった(うえで更にプラスαがある)感じだなーとか思ってたらそのままだったw
あとムードラでケースマイケルと一緒だったみたいですね。
でもそれだけじゃなくて、更に素晴らしいのは
バレエクラシックの美しさと、ダンスっていうものの本質的な熱量?の部分を
うまいことバランスとって両方活かしてるところにあるのかなぁ。
だから、フォルムの美しさに陶酔することもあれば
音楽とのリンクの快感とかユーモアに魅せられたり
ただただ動きの空間に圧倒されることもある。
観ているほうは気を抜く暇がない。
バレエだけの面でいくと、ダンサーの動きが荒々しいっていうかw
ちょっと勢いあまっちゃってるところもあるんだけど
それが逆に作品の中での肉体の強度を増すことに貢献してると思いました。
スペインという土壌のせいなんでしょうかね。
とにもかくにも、三浦さんの文章にもあったけど
確実に舞踊史に名を残す、新しい世代の振付家の一人であることは間違いないですね。
すっかりファンになりました。