東京コンペ

ダンス・パフォーマンス部門@丸ビルホール

白A 「白A ライブパフォーマンス」
丁美英(Cheong-Mi-Young) 「門(耳の口)」
ホナガヨウコ 「naino」
KENTARO!! 「井上君起きて、起きてってば!!」
橘ちあ(Richal Dance Art Museum) 「Table Time」
守野風太 「人」
Benny Moss 「紅芋酢二人旅」
浜口彩子 「レモンボム -trio version-」
初期型 「まだらなまだらインゲン豆が旅立つよ」
栗原佑実子 「私の夢の中に放たれた詩」
松島誠 「ココロミノココロ in TOKYOCOMP」
はむつんサーブ 「THE ANIMATION STYLE DANCE」
PORT+PORTAIL 「若きウェルテルの悩み」
森下真樹 「東京コシツ」
まことクラヴ 「ニッポニア・ニッポン
M-laboratory 「ジョニーは戦場へ行ったのか?」

私が興味深くみたのは
森下真樹(余裕の貫禄)、Benny Moss、KENTARO!! ですかね。ホナガさんもなかなか。
全体的に、時間におさまらなかったりとか出し切れてない感がありました。

ホナガさんは あれが「音体パフォーマンス」?ちょっとずるいと思った。もうちょい構成を練り直したらもっと良くなる気がします

KENTARO!!は、HIPHOPとコンテ?を混ぜたスタイルなんですが、混ぜることによってHIPHOPがStyleとしてでなくmovementとして解釈しやすくなるのね。そこが可能性として良いと思った。もっとつなぎを曖昧なところから徐々にもってくと良いのでは。

橘さんのは、商業的な成功ならありえるんじゃないかと思いました。作風が非常に平面的でCMとかにもってこいだと思った。

Benny Mossは個人的にとてもヒットだったのですよねー
顔を白と黒で記号化?しちゃってるとこが正解だな!と思いつつ、音と動きのセレクトが洗練された状態で抽出されていたように感じました。完成度高かったと思うのだけど、会場の評価としてはそこまでだったのかなー。自分の好みがちょっとわかってしまった。

初期型は、最初のバージョンから結構変わってましたね。女性がかわるとイメージかわるなぁ。フラッシュダンス一発勝負だったのが、へ〜と思った。

栗原さんは、パフォーマンスうんぬんつうより衣装賞を設け、さしあげてはどうかと・・・

はむつんは、やっぱりすごかったけど、今回調子悪いんじゃないかな〜と思った。

森下さんは、赤レンガを観てたので、そっちのほうが作品としては充実していたけど、やっぱり創るセンスが飛びぬけててそつがないよなぁと関心してしまった。

まこクラ、かわいかった。どうやって構成するのかなー頭よくないとできなそうだ!なんちゅうか「ダンス作品」として立派に成り立っているという意味では一番なのかもしれません。

M〜は、正直あまり好きな感じではないのですが、4部だけ会場の真ん中あたり(それまでは桟敷)で観たので、入り込めずよくわかんなかったっていうのもある。あと題名がなんかいろいろと余計なことを想像させてしまい・・・。優秀賞だったそうです。


4時間ぶっつづけで観るのは結構無理があるねー でもまぁ若手というか色んなの見れて、安いし、週末の余暇にはもってこいのイベントかもしれません。